カロリーゼロは本当に「ゼロ」?

ダイエット中は、甘いもの…つまりは高カロリーな食品は控えるようにしないといけません。カロリーが高い食べ物は、そのカロリーを消費するのも大変ですから、脂肪となって残ってしまいやすいのです。ですから、過剰なまでにダイエット中はカロリーを気にするものとなります。
そんなダイエット状態において、ノンカロリーと言った食品は魅力的。なにせ、カロリーがゼロなのですから。カロリー計算も必要なしです。

 

でも、これは本当にゼロカロリーなのでしょうか?実は、そこには食品内容の表示方法による言葉のマジックがあったのです。なんと、「100ml(g)あたり5kcal未満」の食品であれば、「カロリーゼロ」と表示できるのです。他には、「ゼロカロリー」「ノンカロリー」「レスカロリー」「カロリーなし」「カロリーフリー」なんて表示の仕方もあります。
つまり、本当の意味でカロリーがゼロという、まったくないわけではないのです。カロリーゼロと謳っている飲料を500ml飲んだとしたら、そこには最大で24.9kcalといったカロリーが含まれていることになるのです。カロリーなんてこれっぽっちも存在していないと思っていたのに、数値は低いとはいえいくらかのカロリーが含まれていたのです。これはちょっとショックですね。


カロリーオフでも体はその甘みを認識している

このカロリーオフと謳っている食べ物は、ほとんどがしっかりとした甘みを感じるものとなっています。糖質を抑えているはずなのに、この甘さはどこからくるのでしょうか?
いくら少しのカロリーが存在しているからと言って、その甘味はそれ以上のものとなっています。その理由としては、甘味となる砂糖の代わりに、人工甘味料を使用しているからです。人工甘味料は、カロリーを抑えるために作られた、自然界には存在しない食品となります。まさに、ダイエットを助けるために、人工的に作った砂糖…というわけです。

 

とはいえ、カロリーを含まない人工甘味料は確かにダイエットの強い味方となるわけですが、デメリットについても警告されています。ダイエットをしている人に知っておいてほしいのが、ボストン大学医学部のバーバラ・コーキー博士がおこなった研究結果です。そこには、カロリーゼロといわれた食品から、驚くべき事実が判明したのです。

 

なんと、カロリーゼロと言われている食品を定期的に飲んでいる人は、ウエストサイズが太りやすい…というのです。研究では、カロリーゼロと呼ばれる飲料水を1日2缶以上飲み続けることで、摂取していない人よりもウエストが6倍も大きくなってしまった…というのです。
この結果についてバーバラ・コーキー博士は、人工甘味料を摂取するということは砂糖を摂取するのとなんら変わらない事であり、体はインスリンを大量に分泌していると結論したのです。

 

インスリンとは、血糖値を下げる役割をもつ物質で、それによって空腹感を感じさせたりしますが、他にも糖分をエネルギーとして細胞に運んだり蓄えたりといったこともしています。人工甘味料はカロリーがなくても、体はしっかりとそれを「甘いもの」としてキャッチしているのです。